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ヴィンテージダイヤモンドリング アンティークジュエリー フランス イギリス

5月 6〜9日
【 ヴィンテージ・ダイヤモンド 】


 イギリスから持ち帰ったヴィンテージのダイヤモンドリングたち。20〜50年ほど前のイギリスで作られたもので、ちょうどあなたが生まれたころのものもあるかもしれません。多くはイエローゴールドとホワイトゴールド、あるいはプラチナとのコンビネーションで、現代のオールプラチナやオールホワイトゴールドで揃えたものに比べると、どこか温かくてのどかな雰囲気です。今のように整いきらないカットも、少し暗めの輝きも、決して質の良し悪しを問われるものではなくて、むしろアンティークやヴィンテージならではの魅力です。

プチプライスで手に入れる1点もののヴィンテージダイヤモンド。誰のでもない、あなたらしい1点を見つけてください。



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アンティークリネンレース シーツ クッションピロー カーテン ナイティー シャツ カラー フランス イギリス

5月 16・17日 火曜と水曜
【 Linen & Lace 】



暦の上では、もう既に夏なのだそうです。窓から望む東山の山々はムクムクと色とりどりの新緑に覆われ、休日のショップをいっぱいに使っての撮影作業にも、ときおり額に汗しながら、大きなリネンやレースを広げては、また畳んでおります。
ざっくり、さらさら、肌触りの気持ちいいリネン。陽光や風を心地よいバランスで濾過してくれる目にも涼やかなレース。これからの季節に存分に癒されたい、心と体のマストアイテムのご紹介です。




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1月 11日 水曜日
【 新年の新入荷のご紹介 】



この冬フランスとイギリスを回って、見つけてきたういういしいアンティークたちのご紹介です。
新しい年の始まりにふさわしい、すがすがしく、凛としたたたずまいの、世紀を渡ってきた小物たち。

心が通うひと品との出会いがあれば嬉しいです。




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アンティークジュエリー イギリス フランス 京都市

6月 14日火曜日
【 アンティークジュエリー展 】



今年も、もう梅雨に入ってしまいましたね。雨が続くとじめじめした気分になるものですが、そんな気分も吹き飛ばして、こころ晴ればれするような、素敵なアンティークジュエリーたちを、今までにないくらいたくさんご用意できました。
アンティークならではの、その時代時代の意匠はもとより、素材や技法まで、手にしたら細かな部分まで見て、愛しんで、そしてちょっと誇らしく身に着けてください。支払った対価ではなくて、この時代まで残った、たったひとつの宝物を手にした喜びとともに。




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5月 11日水曜日
【 倫敦 LONDON ロンドン 】



英国からの新入荷です。アンティーク、ヴィンテージと新旧織り交ぜて、19世紀初頭のものから、20世紀の後半まで、その時代時代の空気を忠実に映し出したプロダクトたち。クラシックでもポップでも、ディケンズからJ.K.ローリングまで、くまのプーさんからダウントンアビーまで、色や形も匂いも違っても、これら全ての英国らしさを、どうぞご堪能ください。ご注文は随時お受けしておりますのでいつでもどうぞ。



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アンティークヴィンテージジュエリー フランス イギリス  【Antiques Truffle 京都 鹿ケ谷】

2月 23日火曜日
【 Brooches 】


まだまだ冷たい風が吹いていますが、お昼間の陽射しは春がもうそこまで来ていることを教えてくれます。まだ真冬のコートが手放せませんが、きっとそれもあと数日のこと。薄手のコートやジャケットに衣替えして、そろそろお出かけの季節です。

春に愛でたい花のブローチを中心に、華やかなジュエリーたちを、ファッション重視のお手軽ヴィンテージから、好奇心をくすぐる本物志向の本格アンティークまで、いろいろなテイストをご用意いたしました。あなたの胸元に、指先にふさわしい、ただひとつを見つけてください。




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12月 22日火曜日
【 CHRISTMAS FAIR 2015 】



このクリスマスのために、12月のイギリスへ足早に旅してまいりました。イギリスらしい紅茶器や銀器、アクセサリーやリネンなど、もちろんイギリスに集められた、フランス、ドイツ、オランダからの良品もございます。これから始まる冬の日々の暮らしに、心温まる出会いを見つけてください。




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アンティーク家具 フランス イギリス  アンティーク雑貨

9月 29日火曜日
【 2015フランス・夏の庭から 】



夏のフランスを旅しながら集めたアンティーク・ブロカントがようやく京都に届き、秋の夜長にみなさまへのお披露目となりました。大変お待たせいたしました。スタッフがこの日のために選りすぐった品々を、拙いですが心を込めた文章と写真で、ぜひお愉しみください。ご注文は随時お受けしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



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12月 19日金曜日
【 トリュフの英国展 】



イギリスから、このクリスマスのために届いた、英国ものを中心としたメイド・イン・ヨーロッパのアンティークたちのご紹介。冬の寒空に心温めてくれる出会いがりますように。ご注文は随時お受けしておりますのでいつでもどうぞ。


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アンティークジュエリー ローズカットダイヤモンド アイボリー象牙 パール真珠 フランス イギリス 【Antiques Truffle アンティークス トリュフ 京都 鹿ケ谷】 京都市左京区

11月 28日金曜日
【 真珠と象牙とダイヤモンド 】



この冬のために、英国にて時間をかけて選りすぐったアンティークジュエリーの数々をご紹介します。現代では見られない芸術的な彫刻の象牙、天然ゆえのおおらかさと深みを携えた真珠、慎ましく、かつ野性的な虹彩を帯びたローズカットダイヤモンドなど、その時代のなかでだけ創り得た素材と造形を、ぜひ感じてください。



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6月 3日火曜日
【 ブロカントめぐり ・Paris から北フランス・ 】


この春、パリから北フランスを回ってひとつひとつ集めてきたアンティークが、たくさん到着しました。陶器、ガラス器、古書、リネン、オブジェなど、街に射し込む陽の光や、道の匂いや、指先に残る埃のざらつき。そんなパリの日常と、いにしえが交差する、生のブロカントをご紹介します。  


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アンティークカニヴェcanivet ホーリーカード 小聖画 フランス イギリス カトリック キリスト教 イエス マリア


12月 12日木曜日
【  ALBUM RELIGIEAUX カニヴェ・祈りの小聖画 】

表紙の破れた古アルバムに収められた2枚のホーリーカード。ポストカードの半分ほどの大きさで、立体的に型押しされ、透かしの入ったレース紙を背景に、聖母やイエス、聖人、聖書の物語が描かれている。まるで永遠のように鮮やかさを残す聖なる青と、エンボスの美しい装飾窓の台紙。フランスで19世紀の後期から20世紀の初めまでかけて綴じられた、祝福と贖罪の記憶。モノクロームゆえに、その向こうに豊かな彩を見せる、クリスマスを待ちながら眺めていたい小さな聖画。

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9月 12日木曜日
【  HARVEST 実りの秋の標本 】

厳しかった夏の終わりに、季節の恵む実りを留めたアートな趣の植物標本。枯れ色の飾らない姿に秋が染みこんだような、心癒される作品の数々です。
過去にご紹介した標本を含め、大幅プライスダウンの上、本日新たに50点をご紹介。

Bruxellesで学生たちの学習のために編まれた標本図鑑と、Carlsburgの園芸学校で作られた標本集より。

Ecole d'horticulture de Carlsbourg(1939-43年) : Carlsburgの園芸学校で作られた標本集。〔\3,800 → \2,800
HERBIER DE GRAMINEES(1881年) : Bruxellesで学習のために編まれた標本図鑑。 〔\4,200 → \2,800〕


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6月14日金曜日
【 初夏の新入荷品のご紹介 / 2ページ目を追加 】


この5月に、フランスとイギリスを回って見つけてきた、古くて、いとおしい品々です。一気にたくさんはご紹介できませんが、トリュフの眼で見つけてきたものを、トリュフの写真と言葉でみなさんに手渡していけたらと、常々思っております。 本日も、なにか良い出逢いがありますように。     ご注文は随時受付けております。お気軽にどうぞ。

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アンティークジオラマ イギリス 鉄道模型 


4月18日木曜日
【 エイコク テツドウモケイ 】


イギリスから持ち帰った、木とガラスと針金でこしらえられた家々は、よく見るとそれぞれが駅の建物のようです。鉄道模型のジオラマだったのでしょうか?。ひとつひとつ丁寧に楽しみながら造られたのでしょう、彩色された大小の屋根屋根は、見る者を、ゆったりと、のんびりした気分に誘ってくれます。手に入れたときには、既に電車も線路も残されていませんでしたが、不思議と懐かしい、見覚えのない風景は、遠いどこかの旅先ではなく、なぜか我が町の記憶と重なります。 イギリスで、いつか誰かが手作りした、心なごませる鉄道ジオラマ。

どの建物も、どこか少し欠けていたり、割れていたり、失われていたりしますが、どれも格別に素敵な表情です。お好きなのをお選びください。

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アンティークリネンピローケース フランス モノグラム カットワーク レース


3月13日水曜日
【 Pillow case 】



手刺繍によるモノグラムの影、カットワークやクロッシェレースのエッジが作るシルエットを浮かび上がらせつつ、春の日差しの中真っ白なリネンが輝くようです。刺繍やカットワークには、花をモチーフにしたものも見られ、この時期にぜひご紹介したい、南フランスで買い付けた爽やかな手触りのリネンピローケース。どれも大きめのサイズで、余裕を持ったサイズのクッションを入れられます。ようやく空気も温んできたこの頃に、心地よい眠りをお届けします。

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アンティーク昆虫図鑑 蝶 標本 フランス ドイツ ベルギー Adalbert Seitz 【Antiques Truffle 京都 鹿ケ谷】 京都市左京区


2月14日木曜日
【 春に備えて 】


庭土に埋めておいた球根から、葉が伸びて来ました。立春とは言えまだ冷たい空気の中、冬籠りの虫より一足先に、植物が目を覚まし出したようで、グリーンの鮮烈さが春の訪れを期待させます。

北フランスの古本市で出逢った、20世紀初頭の美しい蝶の図鑑のページ。ブルーやシルバーに輝く鱗粉の輝きも表した緻密な印刷で、紙面に蝶を標本したような、真に迫るリアリティを感じさせる。蝶たちが庭に来るのはまだ少し先のことですが、その頃には蝶に負けないような、色鮮やかな花を咲かせておきたい。

ページ下の“Fauna americana”と は、アメリカの動物という意。印刷は片面のみに施されています。いずれも大きなダメージはありませんが、日焼けによる薄い黄ばみ、端の折れ、小さな破れなどが見られる場合があります。

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アンティーク カトリック イエス マリア


12月 11日から三夜連続
【  HOLY THINGS / 聖なる... 】


巡礼地の路傍で、教会の隅の小さな売店で求められた品かもしれない。合金製のちっぽけな置物にさえ、儚いひとときの願いが染み込んでいる。俗にまみれて生きる毎日を振り返りながら、誰に知られることなく、薄汚れた像を見つめる。フランスのささやかな聖なるもの。

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アンティーク実験具 フランス イギリス 研究室 ラボラトリー


11月 8日・9日二夜連続
【  LE SCIENCES / 科学骨董展 】


19世紀から20世紀、そしてこの21世紀。科学は飛躍的に進歩し続け、あらゆる分野、生活の場面で、僕らはその恩恵を受けている。科学、科学的という言葉。それは、決して無機質に数値だけを並べる、硬く冷たい世界を表すわけでなく、森羅万象、自然や宇宙、生命の神秘にまでも繋がりゆく美しい世界を想像させる。アンティークの時代、芸術や文化とともに、それらをいつも支え続けた科学。その場面場面で使われた道具もまた、時代を垣間見せる興味深い装置といえるだろう。博物館や記念館で眺めるよりも、科学の息遣いを手にとって確かめてみたい。

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アンティークレースサンプル フランス 見本帳



10月 4日木曜日
【  秋の見本帳鑑賞会  】


1536年、時の王フランソワ1世から絹織物の特許状を授かったことにより、絹織物業が大きく発展したリヨン。18世紀から19世紀にかけて、何千もの織物の工房が集まっていたといわれ、現在でも繊維産業が盛んです。そんなリヨンの繊維工場で作られたというレースや縁飾りの見本帳。綴じられていた糸は切れ、厚い台紙は、ひび割れ、レースや縁飾りの一部は、破れたり、崩れたりしていて、もはや見本帳としての体は成さないけれど、セピア色の台紙に残る、時代に忘れ去られた見本たちの、なお誇り高い配列と、それらを意味づける美しいフランス語と数字の羅列は、いちまいの絵画として鑑賞に値します。ゆっくりと丁寧に、お誂えの額に収めたい。1920-30年台頃に綴じられたリヨンの織物工場の見本帳より。

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9月21日金曜日
【  夏の南フランスで見つけた品々  】


この夏の初め、3週間イギリスと南フランスを回って集めたアンティーク達が、ようやく鹿ケ谷に届きました。今回まとめてご紹介できるのは、その中のほんの一部ですけれど、僕たちが心を込めて、一つ一つ選んだものたちの中から、ひとつでもふたつでも、心通わせる古物との出逢いがあれば嬉しいです。 ご注文は随時受付けております。お気軽にどうぞ。

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アンティーククリスタルガラス グラス イギリス フランス 【Antiques Truffle 京都 鹿ケ谷】


7月31日火曜日から
【  文月と葉月の、硝子ひと涼み  】


この夏、イギリスで見つけてきたばかりの、目にも涼しいガラスの器たちが届きました。。節電の夏、様々な姿のガラスの中に涼を見つけてください。

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アンティークリトグラフプリント 19世紀フランス家具 カトリック ルイ13世 ルイ14世 ルイ15世 ルイ16世 MEBLES RELIGIEUX ET CIVILS


5月3日/4日
【 MEUBLES  -RERIGIEUX ET CIVILS- 】


  
1864年パリで刊行された図録。【 MEUBLE 】とは、「家具」を意味する言葉です。中世からルネッサンス、ルイ13世から16世の時代まで、聖具、教会の調度品から、貴族、ブルジョワのコレクションに至るまで、フランスと近隣国に広く求め、ここに描き留め、綴じられています。「聖と俗」 その境界は、判然としているようで、曖昧でもありますが、それらが何世紀にもわたり共鳴しながら織り成してきたアートが、細密な描写と柔らかな陰影を表す石版印刷によって150年後の今に残されています。

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アンティークベッドリネン シーツ フランス


3月9日金曜日
【 Bed Linen 】


3月に入って厳しかった寒さもようやく緩み始め、春の兆しが街のそこらここらで見つけられるようになりました。昨年、南フランスで、重くて持てないほどに仕入れた麻のシーツたち。春の訪れに、重い腰を上げ、検品&お手入れを経て、ようやくのご紹介です。多くは2m×3mほどもある大判の麻布は、窓辺に吊ったり、間仕切り代わりにしたり、ソファーをカバーしたり、インテリアファブリックとして使いがいのあるアイテムですが、綿を混ぜたものや、手織りの麻布、手紡ぎの糸のものなど、肌触りの良さ(どれもいいです。)を、確かめたいなら、やはりベッドに敷くのが最高です。洗いたてのシーツに飛び込む、その日を夢見ながら、ご覧ください。

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アンティークマップ 地図 イギリス  アンティーク家具雑貨 【Antiques Truffle 京都 鹿ケ谷】 京都市左京区


2月23日木曜日
【 地図を広げる 】

1940年代のグレート・ブリテンを62のパートに切り分けた地図。薄く黄ばんだパステルカラーできちっと塗られたそれは、ポケットサイズに折りたためるようにしてあり、耐久性を持たせるため、襖紙のような荒い繊維に裏打ちされています。まだ旅に夢とロマンが溢れていた時代、旅人は、旅の途中で何度も地図を広げたり閉じたりしたことでしょう。
壁に広げてピンで留めた、見知らぬ場所の見知らぬ時代の地図に、これから始まる旅を予感し、希望と不安で胸をいっぱいにする。春には、そんなふうに役に立てば嬉しいと思います。


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アンティークベッド ルイ15世ロココ フランス  アンティーク家具雑貨 【Antiques Truffle 京都 鹿ケ谷】 京都市左京区


11月25日金曜日
【 ルイ15世様式他、フランスのベッド展 】


それぞれに、同様の優美な装飾ではあるが、個性豊かな職人の手により彫り上げられ、それぞれに趣の異なる陰影を見せる。とくに薔薇をあしらったものは、高貴のなかに甘やかな風情があり、その柔らかな輪郭を、より優しく感じさせる。ロココもしくはロカイユとも呼ばれる、18世紀半ばの宮廷文化が花開くルイ15世時代の美術様式は、その後も何度となくリバイバルされ、愛され続けている。幼いころ出逢った、童話の王子様やお姫様も、いつもロココなイメージのなかにあったのではないでしょうか。

本日は、フランスから届いた、薔薇をあしらったルイ15世様式と、その他のベッドをご紹介します。
美しい装飾に優しく包まれた、贅沢な眠りを想ってみてください。

 ※ ベッドの納期はスノコ製作の為、現在3週間程度いただいております。予めご了承ください。

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アンティークコートフック フランス イギリス  アンティーク家具雑貨 【Antiques Truffle 京都 鹿ケ谷】 京都市左京区


10月19日水曜日
【 壁に掛ける。 】


なんでも壁に掛けるのは楽だ。こらからの季節には、帰宅すると、まずコートを掛け、帽子を掛け、マフラーを掛け、小さい場合には鞄までも掛けてしまいたい。床や椅子の背もたれなんかに置いて散らかるのは面倒だから。フックはいくらあってもいいのだとあの人は言うが、まぁ、それはフックを取り付ける壁面が、まだあればの話だ。
ひとつひとつ、人の手で捻じ曲げられて作られた、鉄の古いフックは、個性豊かでとてもユニークな存在。なんでもポイポイ、ぞんざいに引っ掛けても、隙間から覗く古びた鉄が、なんかお洒落に見えたりする。 まだ、壁面に余力のあるお宅にぜひおすすめしたい、とっても絵になるフックです。


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アンティーク家具 フランス イギリス  アンティーク雑貨 【Antiques Truffle 京都 鹿ケ谷】 京都市左京区


9月20日火曜日・21日水曜日
【 7月の南フランスより 】


7月の南フランスで、そのあとの英国で、額に汗して見つけてきた古道具たちが届きました。季節の移り変わりは早いもので、もう、秋の気分です。まだ夏の香りの残る品々もありますが、過ぎ行くこの夏を惜しみながら、秋にもたっぷり愉しめるものばかりです。本日と明日で50点ずつ、計100点を一気にご紹介します。
なかから幾つか、お気に入りを見つけていただければ幸いです。



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アンティークジュエリー フランス イギリス  アンティーク雑貨 【Antiques Truffle 京都 鹿ケ谷】 京都市左京区


9月9日金曜日
【 アンティークジュエリー展 】
最終夜 : ベルエポック

19世紀末頃からヨーロッパでは、機械の導入や技術の改良などにより、ジュエリーも量産ができるようになりました。それまでと比べ、飛躍的にたくさんのジュエリーが流通し、より多くの女性たちの装いを色づけ始めます。全てが手作りだった、選ばれた人たちだけの為のものに比べれば、素材も造りも簡素化されたものだったに違いありませんが、それから百年が過ぎた今、その有機的な柔らかな輪郭に、丁寧に模られた花弁に、ひとつひとつ大きさを吟味して並べられたシードパールの輝きに、現代に生きる私たちの胸はときめきます。 華やかな時代の幕開けを知らせるように、未来への希望と生命力に満ち溢れた、明るく軽やかな輝きを纏ったジュエリーたち。



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アンティークジュエリー フランス イギリス  アンティーク雑貨 【Antiques Truffle 京都 鹿ケ谷】 京都市左京区


9月8日木曜日
【 アンティークジュエリー展 】
第3夜 : シードパールのペンダント


星や太陽やハート、ロマンティックなモチーフを繊細に模ったゴールドに優しい煌きを与えるシードパール。白とゴールドの、このうえなくシンプルで潔いコントラストは、黒にも白にも、どんな装いに合わせても、控えめな気品が失われることはありません。19世紀終わりから20世紀の始まりにかけて生み出され、百年の時を重ねた、ロマンティックでフェミニンなペンダントたち。



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アンティークジュエリー フランス イギリス  アンティーク雑貨 【Antiques Truffle 京都 鹿ケ谷】 京都市左京区


9月7日水曜日
【 アンティークジュエリー展 】
第2夜 : パールの指輪


海の底で貝に抱かれて育つ真珠は、ダイヤなどの鉱物とちがい、有機物の宝石です。自然に作られたまるい形に、柔らかな光沢、温かみを宿した清楚な白に、優しい母性のイメージが重なります。世界に誇る質の高いあこや真珠を生産してきた日本。その隆盛を極めた昭和に生まれ育った私たちや、その母親たちにとって真珠は、宝石の中では、いちばんに身近で親しみを感じる存在だったような気がします。真珠は、表面が柔らかいため傷つきやすく、汗などにも弱いデリケートなものですが、大切に、母から娘へ、また、父から娘へ受け継がれてきた珠のなかには、きっとその宝石の価値よりも、大切な物が内包されています。
イギリスで買い付けた、19世紀後期から20世紀半ばに作られたパール飾りのリング。国や時代が変わっても、どれも優しく女性的な魅力に溢れています。



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アンティークジュエリー フランス イギリス  アンティーク雑貨 【Antiques Truffle 京都 鹿ケ谷】 京都市左京区


9月6日火曜日
【 アンティークジュエリー展 】
第一夜 : ダイヤの指輪


ご存知の通りトリュフはアンティークジュエリーの専門店ではありません。・・が、店の片隅のCadbury's Chocolateのガラスケースには、開店以来ずっと、いつも少しずつのジュエリーが飾られているのを、ご来店のお客様ならご存知ではないでしょうか。さて、今回は、少し趣向を変えて、ガラスケースを、そんな店の片隅から、窓際のメインコーナーへ。店頭と、このページで、ささやかながらアンティークジュエリー展を催します。英国より持ち帰ったばかりの私たちの選んだアンティークジュエリーを、どうぞご覧下さい。
宝石はダイヤに始まりダイヤに終わる。そんなこと、だれが言ったかしりませんが、第一夜は、ダイヤの指輪のご紹介です。その時代時代を映し出すデザイン、カット、控えめながらもキラリと輝く慎ましい・美・を感じてください。
夏が過ぎ去るのとともに、ジュエリーたちが微かに輝きを増し始めたように思うのは、気のせいでしょうか。  

これからが出番です。


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アンティークファッションプレート 銅版画 ジョージアン フランス イギリス  アンティーク雑貨 【Antiques Truffle 京都 鹿ケ谷】 京都市左京区


6月15日水曜日
【 レディーたちの装い 】

枯れた薄蒼い台紙に4枚ずつコラージュされた、華やかなドレスを纏った貴婦人たち。ファッションプレートと呼ばれる、銅版画に淡い色彩で手彩色されたこれらのイラストは、1820年代から30年代にかけて、ヴィクトリア時代到来前の英国で描かれた、当時の流行のファッションです。パリ風に、ロンドン風に仕立てられたウォーキングドレスにボールドレス、イブニングドレス、ディナードレス。上流階級のレディーたちを夢中にさせた、華やかな装いがここにあります。

紙に多少の折れや破れ、虫食い穴がありますが、180年以上のときを経てなお、イラストは鮮やかな発色とともに留められています。

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アンティークモノグラムステンシルプレート フランス


5月18日水曜日
【 わたしのなまえは・・・ 】

モノグラム刺繍のためのステンシルプレートは、ノルマンディーのとある町で見つけました。ぴかぴかひかるごく薄い銅版は、これらが、手芸やさんで箱に入れられたままずっと眠っていた未使用のストックだからです。デザインされ組み合わされたもの、スズランに護られるように配されたもの、クローバーの葉のうえに浮き出たようなものなど、どれも女性らしい可愛らしさや可憐さをあらわしているように思えます。
昔の女性たちは、こういう刺繍も、たしなみだったのでしょう。たくさんのモノグラムの刺繍をハンカチやタオルや、下着にも施しました。そうして名前を縫いこんだリネンをたくさん、お嫁にもっていったそうです。ステンシルでしるしをつけて、その後をステッチしていくやりかたは、たくさん刺繍しないといけないときや、刺繍があまり得意ではないひとには、うってつけの道具です。ひとつひとつの持ち物をだいじに、大切に思った、なつかしい時代の忘れもの。  あなたのなまえはありますか?


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5月 3日火曜日
【  ロイヤルウェディング 】


4月29日、ロンドンのウエストミンスター寺院でウィリアム王子とキャサリン妃との結婚式が盛大に執り行われました。いま英国王室で国民に最も愛されているといってもいいウィリアム王子と、英国王室では350年ぶりとなる民間出身というキャサリン妃の結婚は、まさに老若男女、国民を挙げて、海を超えて世界で祝福される出来事でしたね。そんな惜しみなく祝福を受ける二人の傍らで、穏やかに微笑むおばあちゃまのエリザベス女王の優しい笑顔が印象的でした。エリザベスU世(Elizabeth Alexandra Mary)は只今御歳85歳、あと4年で、英国史上最長の在位を誇る、あのヴィクトリア女王の在位記録を越えるそうです。そんなおばあちゃまにもこんなに若く美しい時がありました(もちろん今もとてもお美しいです)。本日はエリザベスU世と歴代の王様、女王様にちなんだコロネーション、ジュビリーアイテムをご紹介したいと思います。

ちなみにヴィクトリア女王以降の歴代の在位は下のようになります。
ヴィクトリア(1837-1901)→エドワード7世(1901-1910)ジョージ5世(1910-1936)→エドワード8世(1936)ジョージ6世(1936-1952)→エリザベス2世(1952-現在)

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アンティークボタン マザーオブパール 白蝶貝 イギリス


4月 14日木曜日
【  シャーロットの釦 ・ Mother of Pearl 】


ロンドンでアンティークを商っている、シャーロットとその家族とはもう10年来の仲だ。トリュフでも今まで数多く扱ってきた、ホーローのブレッドビンをはじめ、イギリス国内の懐かしいキッチングッズをこよなく愛する彼女が、もうひとつ得意とするのが、これらボタン類。細かく素材や時代、デザインなどで分類された、モードの香るストックに、ロンドンの演劇関係者なども足しげく通ってくるという。宝石商になった気分で、この身の丈にあったホウセキたちを選ぶ作業が楽しく、なかでもマザーオブパール(白蝶貝)のボタンには、うっとりさせられる。ひとつひとつ手作業で細工された多様なデザイン。いまと比べられないほど、高価だった素材を大胆に使い、惜しみなく職人の時間と技を注いで作られたそれらは、当時だったらきっと自分には触れられなかった贅沢な品なのだろう。柔らかな光沢を携えた、すべすべした冷たい感触が指先に心地いい、個性豊かな白蝶貝のアンティークボタンたち。


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アンティーク植物標本 ベルギー フランス


3月 2日水曜日
【  BELGIQUE 草花の標本展 】

Bruxellesで学生たちの学習のために編まれた標本図鑑と、Carlsburgの園芸学校で作られた標本集より、押し花のように愛らしく拵えられた草花の標本の数々。苦労して集められた1枚1枚を引き出すとき、その学問的な努力に背いた、ちいさな罪の意識を感じながらも、台紙の上に優雅に留められた草花の多様な美しさにページを捲る作業を止めることが出来なかった。長年大切に留められたその姿かたちから、花の名前を、土の香りを、稔りの季節を、余さずに見つけ出してほしい。  ひとつひとつ指先で確かめながら作られた、シリアルナンバーの付かない、この世にたった1枚の作品たち。

Ecole d'horticulture de Carlsbourg(1939-43年) : Carlsburgの園芸学校で作られた標本集より。
HERBIER DE GRAMINEES(1881年) : Bruxellesで学生たちの学習のために編まれた標本図鑑より。



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2月 11日金曜日
【  個性豊かな ヴィンテージレース  】

ひとくちにレースといっても、こうしていろいろ並べてみると、その姿や風合いは様々。拡大鏡を覗くと、幅数センチに織り込まれた小さな宇宙が広がります。ハンドメイドのものに加えマシンメイドの物もありますが、その複雑で奥行きのあるパターンに、不思議と人の手の温もりが感じられる事も多く、現代の手頃な値段で手に入る機械編みレースとは、やはり違うように思えます。
ヨーロッパでの買い付けごとに少しずつ溜めてきたレースの小さな端切れたち。声高に叫ぶほど上等でも高価でもないかもしれないけれど、こうして繁々と眺めていると、それぞれが豊かな個性を纏った「一生懸命」な存在に感じられます。


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2月 8日火曜日
【  硝子の実験器具展  】
- from the laboratories -


フランス、イギリスの研究室で使われた、古いガラスの実験道具たち。機能的であることを求められたそれらの、不可思議で誘惑的なフォルムに、吹きガラスの有機的な質感に、精緻に刻まれた目盛りに、【 用の美 】という言葉をおもいます。【用】を終えたその後も、そこに残された【美】は、私たちの心を惹きつけて止まないのです。


                         
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アンティークプリント フランス 蝶図鑑


1月20日木曜日
【 春 待ちながら 】


きょうは大寒。暦のうえでは一年で最も寒い日。もう近いのか、まだ遠いのか、春を夢見させる蝶のプリントのご紹介。

北フランスの古本市で出逢った、美しい蝶の図鑑のページ。20世紀初頭のフランス、緻密な描写に印刷技術を凝らして色を重ねた蝶の羽は、光を受けて煌く鱗粉までも表現した見事な仕上がり。科学的で、芸術のような1枚のプリントに溜め息が漏れます。
ページ下の“Fauna americana”と は、アメリカの動物という意。印刷は片面のみに施されています。いずれも大きなダメージはありませんが、日焼けによる薄い黄ばみ、端の折れ、小さな破れなどが見られる場合があります。

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アンティークウェルシュウールブランケット イギリス


12月23日木曜日
【 ウェルシュビンテージウールブランケット 】


色使いがとっても素敵な毛布たちは、イギリスのウェールズで19世紀末から1950年代頃にかけて織られたもの。これらは、ただ柔らかな肌触りを競うようなものではなく、ちょっとゴワッとしていたり、分厚く重たかったり、でもとっても温かく体を守ってくれるような包容力というか、力強さがあります。そんな素朴でちょっとワイルドな風合いが魅力的なウェルシュウールブランケット。古いものほどその特徴が強く出ています。ベッドにかけても、ソファにかけても、お部屋の雰囲気をぱっと賑やかに、温かく演出してくれる魔法のアイテムです。     この冬の始まりに、イギリスで厳選した7枚をご紹介します。

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12月22日水曜日
【 本日もいろんなものがございます 】

お待たせしました。ようやくこの秋、ベルギー、フランス、イギリスを回って見つけてきたアンティークたちをご紹介します。ちっちゃな手芸用品から、古本とかゴツイインテリアデコレーションまで、いろいろございます。本日も50点更新しました。


                         
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12月13日、月曜日 
【 クリスマスプレゼント 】


基本、人にプレゼントを贈るのは、非常に苦手なのですが、クリスマスプレゼントを選ぶ気持ちで、過去にA&Cでご紹介した品のなかから、一生懸命考えて50のアンティークをセレクトしました。大切な誰かのために、今年もとっても頑張った自分に、温かな気持ちにさせてくれるアンティークはいかがですか。    今年もお疲れ様でした。どうぞ素敵なクリスマスを。

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5月5日水曜日
【 おなじ白でも・・・ 】

今月のフィガロジャポンは、前号に続きパリ特集。書店でパリ特集と見ると、ついつい手をのばしてしまう、今もパリに憧れ続ける私であります。テーマは、“パリのビストロ、パリの食器”。ページをめくり、白い皿に盛り付けられた、こじゃれたビストロ料理に舌鼓をうちながら(エア・ビストロ)、ふと目を留めると、穏やかな乳白色の食器の特集。やっぱり白はいいなぁと思いたち、ショップの奥のコーナーに、店中から集めてきました。LIMOGESにLUNEVILLE、ドイツ製の陶器やオランダで焼かれた物など、時代と国境を越えて、陶肌や色目、手触りの違う多様な白を指先で確かめながら、並べてみたり、重ねたり。店の奥でひっそりとでは寂しいと、本日はA&Cで白の陶磁器の特集です。そして、ここFEATURESのページでも、過去にご紹介した数々の魅力的な白を集めてみました。

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2月26日金曜日
【ティータイム】


窓辺から射す春ののどかな陽光に映える、シェリーのティーカップのご紹介です。ゲインズボロウという伝統的な風格のあるシェイプ。ボーンチャイナの爽やかな白に、あっさりと香るアールデコの黒が薔薇のガーランドを描きます。似合いのティースプーンが見つかったので、それを添えてみました。寒さが緩んで、心も体もちょっとゆったり、ティータイムを楽しみましょう。  

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2月25日木曜日
【レストラン気分で】


機能性、耐久性を示す、シンプルでタフな風貌が、なんだか気になる道具類は、イギリスやフランスのレストランやカフェで使われたもの。使い込まれて丸みを帯びた質感のそれらを手にするとき、イギリスのティールームの、フランスのビストロの、賑やかな喧騒が聞こえてくるような気がします。古い物好きの心をくすぐる、魅力的な道具たちです。

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2月23日火曜日
【ベル・エポックの花】


繊細なゴールドにかわいらしい花をあしらったフェミニンなジュエリー。20世紀初頭のヨーロッパ。華やかな時代の幕開けを知らせるように、未来への希望と生命力に満ち溢れた、明るく軽やかな輝きを纏っています。月日は流れ、あれから100年が経とうとしていますが、近頃、100年に一度の・・・・なんて、耳にすることもよくありますが、どんな時代の中でも、季節は必ずまた廻ってきます。この春の訪れに、ちいさいけれど、健気に、誇り高く咲くこの花々に、きっと元気をもらえると思います。

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2月19日金曜日
【 時の欠片 】


ベルギーから持ち帰った、昔の薬局のチェストの引き出し。なんらかの理由で、もはやチェスト全体としては機能せず、中の引き出しだけが抜き出されたようです。多くはフランス語で薬品の名前が書かれた、厚い琺瑯のラベルの、時の重みを示すような渋い表情の引き出しひとつからでも、遠い時代、薬局のカウンターバックに鎮座していた、豪奢なチェストが想像できます。いくつかを集めて、自分なりのチェストを再生してもいいし、棚に並べるだけでもお洒落な小物整理が望めそうです。1900年代前後のベルギーかフランスで使われたものです。

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2月18日金曜日
【ホワイトリネンのテーブルクロス】

テーブルを華やかに装う純白のリネンのクロス。丁寧に手作りされたそれらには、それぞれに凝ったレースや刺繍があしらわれていて、心ときめかすものがあります。かつて、ある家では、食事にはみすぼらしいテーブルを隠し、またある家では、高価でデリケートなテーブルの表面を保護しました。ティーパーティーなどでは、何時間もかけて編んだ自作のテーブルクロスを披露するようなことも、よくあったといいます。いずれにせよ、テーブルクロスはヨーロッパでは古来、食事に華を添える役目を果たしてきました。日々、時間に追われる暮らしの中で、お気に入りのテーブルで食事ができる私たちには、特にそのテーブルを隠す必要もなければ、現代の家具なら塗面も硬く、とくに表面を保護する必要もないかもしれない。それでも、特別な日に、大切な日に、花を飾るのと同じような気持ちで、いつものテーブルに、純白のクロスをかけるのは、とてもいい気分に違いありません。光をいっぱいに受けた白が、心地よく眩しい。

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2月16日火曜日
【その黒】


黒は、アンティークの世界では、意味深い色だと思う。僕は、必然性がない限り、黒は時代を表すと信じている。トリュフで扱うアンティークは、19世紀以降のものがほとんどだけれど、今まで見てきた中で、多くの黒は、それが19世紀のものであることを表し、1930年代以降のものになると、必然性がない限り、あまり黒は使われない。使われていても、それは異質(どう異質なのかは説明しにくいが)な黒で、骨董屋の嗅覚は、そのあたりの質の違いを嗅ぎ分けることが出来る(と豪語してしまおう)。だから、ヨーロッパの蚤で、街角のアンティークショップで、黒への反応は素早く、好きな黒に出会ったときには、かなり嬉しい。17世紀オランダの画家、フランスハルスは、ゴッホに、27種類の黒を使っていると賞賛されたそうだが、こうして並べて見ても、アンティークの黒の世界は、その数に劣らない。いくつもの黒に出会えるのは、この仕事の楽しみのひとつではないだろうか。ハルスの絵を、一度しっかり見てみようと思った。

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2月12日金曜日
【 green fingers 】

時代を超えて今に咲き誇る花々。ボタンの話なのですが、それぞれが一生懸命、花になりきった、健気なつくりの小品は、ここに使おう、あの服に付けようなどと考えるまえに、衝動的に手にしたくなってしまうほど、愛おしい存在です。それぞれ個性的に輝く、在りし日のイマジネーションの世界の花々。そのボタンに、ちょうど良い居場所を見つけたなら、その花を纏うとき、指先でそっと撫でるとき、ちょっと秘密めいた幸福感に満たされることでしょう。花のない人生なんて。

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2月11日木曜日
【ささやかな贅沢に気付く】


「何枚あっても・・」と書き出す手を止めた。ドイリーの用途は、一見気軽でありながらも、実はなかなか深いものなのかも知れない。例えば小さな花瓶に花を飾るとき、その下に敷くドイリーを選ぶのは、次の作業になる。花を活ける心の余裕を、やっと作っても、せいぜい花器を選ぶのが精一杯で、その次のドイリーに思いをめぐらすまでには遠く及ばない。ドイリーの上に小物を飾ったお気に入りのコーナーが、出来上がったその日から、次第に行き場のない物たちに侵略され、3日ともたなかったなんていう、悲しい記憶も。イギリスで集めてきた、昔の人たちが丁寧に編んでくれた、ハンドメイドのドイリーたち。費やされた時間は、紛れもない贅沢であり、時間や空間に悩まされる現代、使う側にだって同質の贅沢ぶりが問われている。2千円前後で手に入る、ちょっとした贅沢。お気に入りのドイリーをきっかけに試してみてください。そして、最適の1枚を選ぶためには、引き出しの中に、いくつかのストックがあることが望ましいということも付け加えておきましょう。結果、やっぱり「何枚あっても」 いい、ドイリーなのです。

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2月9日火曜日
【トリが好き?】


週末には、今冬初めての雪らしい雪の降った京都市内ですが、週明けて本日は、セーターのまま外出できるような、妙な寒さの緩みとなりました。このままあっさり暖かくなるなんてことは、ちょっとありえないお話ですが、体の中に僅かに残る、動物としての感覚は、遠からず訪れる春の気配を感じているようです。花と鳥、洋の東西を問わず、人が心から愛でることのできる、古来からの普遍的なモチーフ。そう、万人に愛されるモチーフは、どこにあっても価値の高いもので、仕入れにも苦労させられるのです。どうせならと、コンディションや、珍しさ、もちろん美しい柄、姿にこだわって集めました。今日、窓辺に飾った吉野の寒桜は満開です。

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2月5日金曜日
【インディゴ】藍色


良質の藍は、主にインドからヨーロッパへ入ってきたのが【インディゴ】という名前の由来だそうですが、別名ジャパンブルーとも呼ばれるほど、日本人には古くから馴染みのある色でもあります。近頃なんだか気になる青。フランスで見つけた、インディゴとさまざまな青。いくつか持ち帰ってきましたのでご紹介いたします。

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2月4日木曜日
【見えないかたち】

その昔、心躍らせるスウィーツたちを、贅沢に形作った、ブリキや陶器のモールドたちも、時代の流れとともに、その役目を退くこととなります。ブリキには錆びが浮き、陶器には染みが入り、それでも、今もなお自信に満ち溢れたような凛々しい佇まいは、人々に、もてはやされただろうその時代を、鮮やかに、私たちに想像させます。外側から見えるもの見えないもの、それ自身が内包するかたちに、いったいどんな物語が隠れているのでしょうか。

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2月2日火曜日
【あの頃大切だったもの】


あの頃大切だったもの。約束を破って、ずっとおばあちゃんに世話をおしつけた、桜文鳥のピーちゃん・・。今も少し心が痛む。黄色いクマの横顔が好きだったプラスティックのマグカップ。カラフルで、爪の表面のようにすべすべの肌触りを今も憶えている、木製のママゴト道具。幼稚園の卒園記念にもらった立派な表紙の小さな聖書・・。子供の目には本当に立派に見えた。あれから何年も何年も生きて、大人になったけれど、小さなキャビネットの中を覗くと、あのころの自分とちっとも変わっていないことに気付かされる。国も時代もぜんぜん違うのに、なぜかあの頃を思い出させる、不思議に懐かしい品々です。

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1月29日金曜日
【それぞれの輝き】

アンティークが好きなら、やはり憧れてしまうローズカットダイヤを使ったジュエリー。19世紀の終焉とともにその姿を消しますが、ダイヤの供給が少なかった往時に工夫された、決して良質とは言えないダイヤモンドの、その慎ましやかな輝きには、ハイクオリティーのブリリアントカットダイヤの煌きにはない、独特の味わいがあります。その時代にしか作れなかった魅力的なデザインと、自分らしい、ただひとつの輝きを見つけてください。

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1月28日木曜日
【ウェールズのブランケット】


昨年は、渡英の時期がちょっと遅れたので、冬支度へのお問合せにも残念なお返事しか出来ませんでしたが、遅いなりに、少しだけ買ってまいりました。まだまだ膝小僧が寒がる季節です。ウェールズの広大な自然で育まれた羊毛で織られた、素朴なブランケット。我が家でも何年も愛用していますが、タフでへたらない、頼もしい冬の味方です。

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1月27日水曜日
【鉄の時間】


かつてフランスで内装や家具の輪郭を華やかに飾った、ブロンズの装飾品。時間とともにその輝きを失い、それぞれに飾り付けた家具達とともに、役目を終えたものたち。蚤の市なんかで、美しい意匠のものを見つけると、つい道端にしゃがみこんで手に取ってみる。(この手のパーツは、破損しにくいせいか、デザインの優劣を問わず、ぞんざいに扱われていることが少なくない。例えば店先の木箱の中とか。)豪華なレリーフに浸み込んだ深い陰影が、遥かな時と、その重みに屈しない金属の堅牢さを垣間見せる。オリジナルの用途には囚われず、好きなところに飾ってやればいい。あくせくと歳を重ねる主の傍らで、朽ちていく美しさをゆっくりと楽しませてくれる、向こう側の時の流れ。その役目が終わった後も、きっとどこかに次の役が待っている。いずれも19世紀後期ー20世紀初め頃のフランス製。

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1月26日火曜日
【気軽なシャンパンフルート】

近頃では、シャンパンやスパークリングワインも以前よりグンと身近な存在となりつつありますが、何のお祝いでもない普段の日に、いただきものの背の高いデリケートなフルートグラスを出すのが面倒で、ついついムード度外視で、ワイングラスで代用してしまいます。フランスで20世紀初めから中頃にかけて作られたフルートグラス。洗練されたシェイプながらも、どこか親しみを感じる厚口のグラスたちには、薄いガラスの張り詰めるような緊張感はなく、普段使いに気軽に付き合えそうな存在。飲むときだけじゃなくって、酔っ払いの後片付けも考えると、ちょうど良さそうです。

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1月14日木曜日
【エタンと焼き菓子】

フランス語で【ETAIN】と書く。ピューターと呼んでも差し支えないし、その方が良く知られていると思うのだけれど、フランスで見かけるエタンには、イギリスで出会うそれらと少し違った印象を受けることも多く、全く同じものを指すのかどうか自信がなかったので、あえてフランスものにはフランス語を使って紹介してきた(結論としては同じものです)。錫〔スズ〕を主体とした合金で、銀白色の輝きは、変色しにくいのが特徴といわれるが、さすがに100年以上経つと、ほとんど黒のようなものもある。ただアンティークに限ってはその風合いが魅力で、銀と違って磨き上げるという話は聞かない。エタンの皿は、これまでどのように使われてきたかによって、さまざまな表情を見せるのが面白く、料理の本などでは、よく焼き菓子と合わせられていて、その香ばしい色どりをうまく引き立てている。タルトにキッシュに・・・、お気に入りの1枚を手に入れたら、それに似合う菓子を焼いてみて下さい。ただ、エタンは、柔らかい金属ですので、簡単にナイフ傷がつき、そこから本来の輝きが漏れ出しますので、そこのところは注意が必要です。

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1月13日水曜日
【わたしを見守るもの】


クリスチャンでなくとも、マリア様やクロスモチーフに心惹かれるひとは多いと思います。たとえそこにはっきりとした祈りがなくても、そのささやかな存在の前に何かを感じることができたなら、秘かなお守りのように思うことを躊躇う必要はないでしょう。明日からの日々が、少しだけ心強く、少しだけ穏やかなものになるかもしれません。

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1月12日火曜日
【小さな世界】


寝室のチェストの上に、小さな扉の付いたガラスケースがある。そこには旅先で買い求めたお気に入りの小さなコレクションや、人にいただいた小さなプレゼントなどを飾っていて、普段はなかなかその暇はないのだけれど、ときどき誘われるようにその扉を開け、中の小さなものを手にとって眺めることがある。それぞれに纏わるエピソードや旅の思い出がよみがえる楽しいひと時。慌ただしい暮らしの中で、いつもは気にかけない、薄っすらと埃の積もったガラスケースの中の小さな世界で、そこだけに流れる時間があるような気がする。

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1月8日金曜日
【せいりせいとん】


もののおき場所を決めましょう。どのいれものに何を入れたいか、どのいれものに何を入れられるのか、大きさ、材質、密閉性も。適材適所をかんがえて。年末の大掃除以来ずっと懸案だった、しっくりくる容器、見つかりましたか?。それぞれに個性豊かな、お気に入りのアンティークの容器に入れれば、ラベルを貼らなくったって、どれに何を仕舞ってあるか、きっと忘れません。ただし、家族にもきちんと知らせること、そして入れるものをコロコロ変えないこと。これがとっても大事です。

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1月7日木曜日

2010年あけましておめでとうございます。
おかげさまで昨年10周年を迎え、今年から11年目。21世紀とともに歩む!〔世紀〕なんて尊大な言葉は似合いませんが、考えてみれば僕らはそんな遥かな、気の遠くなるような時間と距離を縫い合わせるようにしてみなさんに、アンティークの品々を手渡してきた訳です。
今までやってきたように、これからも、小さなことからチクチクと。本年もかわらずどうぞお付き合いください。

新年初めは白。年の初めの真新しい気持ちに相応しい、心地よい白のリネンやレースを取り上げてみました。手仕事の温もりが伝わってきて、ほっとさせてくれる品々。ちょうど良い時間とか、量とか、質について考える事が多くなった近頃です。

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